勤怠管理システムにはシンプルな操作性のものから機能が豊富なものまで幅広く存在します。
この記事では、勤怠管理システムの種類や機能、選ぶときのポイントを紹介します。
また、人気の勤怠管理システム10選を比較してご紹介しますので参考にしてください。
この記事は2026年7月時点の情報に基づいて編集しています。
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1.勤怠管理システムとは

「勤怠管理システム」は、従業員の出退勤時刻や残業時間、休暇やシフトなどの勤怠情報を管理するシステムです。
働き方改革や新型コロナウイルス感染症拡大によるテレワークの普及で、柔軟な働き方が増えた昨今、多様な勤務形態の勤怠管理に対応する必要性が高まっています。
それに伴い、勤怠管理システムを導入する企業が増加しました。
勤怠管理システムには、打刻機能や申請機能、集計機能などが搭載されており、勤怠管理の効率化や正確化、法令遵守などのメリットがあります。
2026年時点で大小30種類以上の勤怠管理システムが存在するため、ポイントを押さえて自社に適したシステムを選択しましょう。
2. 勤怠管理システムの種類と特徴
勤怠管理システムは、提供形態や機能範囲によっていくつかのタイプに分類できます。
自社に合わないタイプを選んでしまうと、コストが見合わなかったり、必要な機能が不足したりする恐れがあるでしょう。
ここでは代表的な4つの分類を紹介しますので、自社の規模や運用スタイルに照らし合わせながら検討材料にしてください。
(1) クラウド型勤怠管理システム
クラウド型は、インターネット経由でシステムを利用する形態で、現在の勤怠管理システムの主流。
理由は、自社サーバーの構築が不要で、初期費用を抑えつつ短期間で導入できる点にあります。
実際、多くのベンダーが月額数百円程度の従量課金プランを用意しており、法改正時のシステム更新もベンダー側で自動的に対応してくれるのが一般的です。
導入のスピードとランニングコストの手軽さを重視する企業には、クラウド型が適した選択肢と言えるでしょう。
(2) オンプレミス型勤怠管理システム
オンプレミス型は、自社内にサーバーを設置してシステムを構築・運用する形態です。
社外にデータを出したくない企業や、既存の基幹システムと密接に連携させたい企業にニーズがあります。
独自の就業規則や複雑な給与体系を持つ大企業では、細部までカスタマイズできるオンプレミス型がおすすめです。
初期投資や保守運用の負担は大きくなるため、体制が整った企業向けの選択肢と考えられます。
(3) 特化型勤怠管理システム
特化型は、打刻や勤怠集計といった基本機能に絞ってシンプルに設計されたシステムです。
機能を絞り込むことで操作が分かりやすく、低コストで導入できる点が特徴。
勤怠管理以外の業務は既存のExcelや他システムで運用したい企業では、必要な機能だけを備えた特化型が選ばれています。
シンプルさとコストを優先したい小規模企業や店舗運営には、特化型が向いていると考えられます。
(4) 多機能型(統合型)勤怠管理システム
シフト管理や給与計算、人事労務管理まで一つのシステムでカバーできるタイプです。
複数のシステムを併用することによる二重入力や情報の分断を防ぎたいというニーズがあります。
勤怠データと給与計算がシームレスに連携すれば、月次の集計作業にかかる時間を大幅に削減できるケースも。
業務全体の効率化や一元管理を目指す中〜大規模企業には、多機能型が有力な選択肢になるでしょう。
3.勤怠管理システムの選び方

勤怠管理システムは多種多様で、企業によって最適な製品は異なります。
導入にあたっては「とりあえず有名なものを選ぶ」のではなく、自社の業種・規模・働き方に合ったものを選ぶことが重要です。
ここでは、勤怠管理システムを選ぶ際にチェックしておきたい4つのポイントを紹介します。
導入後に「使いにくい」「思ったよりコストがかかる」といったミスマッチを防ぐためにも、ぜひ参考にしてください。
(1)打刻方法や機能が自社のニーズに合っているか
勤怠管理システムの打刻は、スマホやPC、ICカードや顔認証、チャットツール打刻など、様々な方法があります。
自社の従業員の勤務形態や環境に合わせて、打刻方法を検討してください。
打刻だけでなく、シフト管理や工数管理、休暇管理や残業管理などの機能についても、自社の課題に合わせて選ぶ必要があります。
(2)導入費用や月額費用が予算内に収まるか
勤怠管理システムの導入費用や月額費用は、製品やプランによって異なります。
一般的には、機能が多く人数が多いほど費用が高くなります。
また、打刻機器や導入支援などのオプションも費用に影響します。
自社の予算に合わせて、コストパフォーマンスの高い製品を選びましょう。
(3)他のシステムとの連携やカスタマイズができるか
給与計算システムや人事管理システムなど、他のシステムとの連携ができれば、労務管理全体の効率化につながります。
データの入力や転記の手間を省くためにも連携可否は要チェックです。
また、勤怠管理システムは、自社の就業規則やスタッフの勤務形態に合わせて、カスタマイズができる製品が多くあります。
カスタマイズすることで、自社に最適な勤怠管理を実現できます。
(4)サポート体制や安定性が高いか
勤怠管理システムの導入や運用において、不明点が出た際のサポート体制も重要です。
迅速かつ丁寧に対応してくれる窓口の有無はあらかじめ確認してください。
また、勤怠管理システム利用時には個人情報を扱います。
データの保存やセキュリティについてもチェックしましょう。
データの紛失や漏洩を防ぐためにも信頼性の高いシステムを選ぶのがおすすめです。
4.勤怠システムはスマホよりPC用がおすすめな理由
勤怠管理システムはスマホアプリでも打刻や申請ができますが、管理者が日々の運用を行ううえではPC用の管理画面を活用する方が効率的でしょう。特に従業員数が多い企業や、シフトが複雑な現場では、その差が顕著に表れます。ここでは、PC利用をおすすめする理由を4つの観点から解説します。
(1)画面の見やすさと情報量の多さ
PCは画面が大きいため、一度に表示できる情報量がスマホより多いのがメリット。
勤怠管理では複数の従業員の出退勤状況や申請内容を横断的に確認する場面が多々あります。
月次の勤怠一覧表やシフト表を確認する際、PCなら全体を俯瞰しながら異常値や打刻漏れをすぐに発見できます。
細かい情報を見落とさず正確に管理したい場合は、PCの大画面が適しているでしょう。
(2)入力・操作の効率性
勤怠データの承認や修正、給与計算の作業は、キーボードとマウスを使えるPCの方がスムーズです。
複数項目にまたがる入力や、まとめての一括操作がスマホのタッチ操作より圧倒的に速くなります。
数十人分の申請を一件ずつ承認するような業務では、PCならショートカットキーや一括処理機能を使って作業時間を大きく短縮できます。
管理業務の生産性を高めたいなら、PC操作を基本とするのが現実的でしょう。
(3)他システムとの連携・データ出力のしやすさ
給与計算ソフトや会計システムへのデータ連携は、PC環境の方が対応しやすい傾向にあります。
CSV出力やファイル添付、複数ウィンドウでの並行作業といった機能は、PCのOS環境で本来の力を発揮する設計になっているためです。
たとえば、勤怠データをダウンロードして給与計算システムに取り込む作業も、PCならドラッグ&ドロップで簡単に完了します。
バックオフィス業務との連携を重視するなら、PC中心の運用がおすすめです。
(4)セキュリティとアクセス管理のしやすさ
勤怠データは個人情報が含まれるため、アクセス環境を統制しやすいことも重要な観点です。
PCであれば社内ネットワークやIP制限、端末管理ツールなどと組み合わせてセキュリティレベルを高めやすくなります。
一方、スマホでは紛失や第三者利用のリスクが相対的に高く、管理者権限には注意が必要です。
機密性の高い労務データを扱う管理者ほど、PCでのアクセスを基本とする運用が望ましいでしょう。
5.おすすめ勤怠管理システム10選
ここからは、プロの目線で厳選した、最新のおすすめ勤怠管理システムを紹介します。
業種や従業員数によっても、自社にマッチするシステムは異なります。
サービス内容や料金を比較し、システム選びの参考にしてください。
(1)キンコン
使いやすさにこだわった勤怠管理システム。Chatwork、Slack、Googleカレンダーなどとの連携機能が豊富で、交通系IC打刻やビジネスチャット打刻を求める企業に最適。
PCがない環境でも導入できる点も強みです。
- 初期費用:0円
- 月額費用:1人税込220円〜(最低5名から)
- おすすめポイント
- 交通費精算もできる
- 管理画面の見やすさが人気
- GPSで打刻場所表示も可能
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キンコン
(2)キンタイミライ
キンタイミライ(旧名称バイバイタイムカード)は、大企業に支持されている勤怠管理システムです。
カスタマイズ性の高さとコンサルティングに強みを持ち、勤怠の課題を解決。
ATMのように誰でも使える操作感も魅力です。
- 初期費用:要問い合わせ(見積もり例では1,000万円前後)
- 月額費用:要問い合わせ(見積もり例では1名あたりおよそ250円前後)
- おすすめポイント
- 申請・承認機能が充実
- 高度なカスタマイズに対応
- 大企業向け
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キンタイミライ
(3)リシテア/就業管理クラウドサービス
リシテア/就業管理クラウドサービスは、25年の歴史を持つ日立ソリューションズの勤怠管理シリーズのクラウド版です。
導入決定後からきめ細やかにサポートし、必要な機能を実現。要望に向き合う開発体制も強みです。
利用できる規模は最少人数100名からとなっています。
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額費用:要問い合わせ
- おすすめポイント
- カスタマイズ性重視
- オンプレミス型もあり
- 無料おためし可能
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(4)ジンジャー勤怠
ジンジャー勤怠は、労務管理に強いジンジャーシリーズのシステムです。
勤怠情報を自動で集計し、給与計算システムや人事評価システムなどと連携できます。
簡単に操作でき、経営者・人事担当者からの評価が高いのが特徴です。
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額費用:1人300円~
- おすすめポイント
- 人事担当に嬉しい機能満載
- 打刻漏れを一括でチェック可能
- データの分析や可視化ができる
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(5)ジョブカン勤怠管理
ジョブカン勤怠管理は、スマホやPCで打刻できる勤怠管理システムです。
25万社以上に選ばれ、有料利用ユーザー数は300万人以上。
GPS打刻や打刻忘れ防止機能など、不正打刻を防ぐための機能も充実しています。
- 初期費用:0円
- 月額費用:1人200円~(無料プランあり)
- おすすめポイント
- 必要な機能だけの単独利用OK
- GPSや顔認証による不正打刻防止機能がある
- 法改正に対応した勤怠管理ができる
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(6)KING OF TIME
KING OF TIMEは打刻の種類が豊富な勤怠管理システムです。
業界最多の20種類の打刻方法から目的に合わせて選べます。
複雑な要望に応える細かい機能が充実しており、自社に合わせた運用が可能です。
- 初期費用:0円
- 月額費用:1人300円~
- おすすめポイント
- PC打刻は無料
- タイムレコーダーのお試しもできる
- すべての機能が使える1プランのみの提供
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(7)マネーフォワードクラウド勤怠
マネーフォワードクラウド勤怠はスマホやPCで打刻できる勤怠管理システムです。
様々な勤務・雇用形態に対応できる他、残業管理や休暇付与などの機能が充実しています。
メール、チャットサポートが用意されているので導入後も安心です。
- 初期費用:0円(51名以上の場合有料)
- 月額費用:2,480円~(個人向け)6,480円~(法人向け)
- おすすめポイント
- 個人での利用が可能
- 有給休暇自動付与機能がある
- マネーフォワードシリーズや他社サービスとの連携に強い
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(8)freee勤怠管理Plus
freee勤怠管理Plusは、クラウド会計ソフトfreeeの会社が提供する勤怠管理システムです。
スマホやPC、ICカード、生体認証などの方法で打刻でき、勤怠情報をfreee人事労務などの姉妹システムと連携すれば給与計算も自動化できます。
導入から運用までサポートが充実しているのも強みです。
- 初期費用:0円
- 月額費用:1人300円~
- おすすめポイント
- freeeとの連携で給与計算が簡単に
- 一連の勤怠業務を完結できる
- サポートが充実
公式サイトはこちら
(9)Touch On Time
Touch On Timeは、顔認証打刻をいち早く取り入れたクラウド勤怠管理システムです。
拠点ごとに就業ルールを設定でき、勤務状況をリアルタイムで集計します。
他社システムとの連携が豊富なので給与計算の効率化にも繋がります。
- 初期費用:0円
- 月額費用:1人300円
- おすすめポイント
- 打刻豊富が豊富、顔認証が利用可能
- 追加費用一切なしで全ての機能を提供
- 導入6万社以上、利用者数380万人以上
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(10)HRMOS勤怠
HRMOS(ハーモス)勤怠は、IEYASU株式会社が提供する勤怠サービスです。
勤怠管理だけでなくWeb給与明細、年末調整、日報管理などにも対応できます。
打刻方法はICカード、PC、スマホやタブレット、LINEおよびLINE WORKS、Slack、QRコード打刻などから選択可能です。
30名以下向けの完全無料プランもあります。
- 初期費用:0円
- 月額費用:1人100円~
- おすすめポイント
- アカウント作成した日からすぐ利用できる
- 1ヶ月無料お試し期間あり
- 利用人数30名以下なら無料
公式サイトはこちら
シフト制の職場に最適な勤怠システム「R-Kintai」

「R-Kintai(アール勤怠)」は、小売業やサービス業に特化した勤怠管理システム。
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